サニブラウン、男子100mで7位入賞 田中は女子1500m決勝進出ならず 世界陸上
2022/07/17 18:40
女子1500メートル準決勝 力走する田中希実(手前)(共同)
【ユージン(米オレゴン州)共同】陸上の世界選手権第2日は16日、米オレゴン州ユージンで行われ、男子100メートルでサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が日本勢初の決勝に進み、10秒06で7位入賞した。準決勝は10秒05の1組3着でタイムで拾われた。決勝進出は五輪を含めると、1932年ロサンゼルス五輪6位の吉岡隆徳以来、2人目の快挙。
関連ニュース
サニブラウン「自分超え」が目標 4度目代表の橋岡も意欲
サニブラウン、骨挫傷の回復強調 海外で練習、レース出場も
「サニブラウン選手に楽しむこと教わった」 兵庫の中3、ジュニア五輪初V 「夢中で走ったら記録に」
4度目の世界選手権出場となるサニブラウンは、2017年大会の200メートルで同種目の史上最年少で決勝に進み、7位となっている。
決勝はフレッド・カーリーが9秒86で制し、米国勢がメダルを独占。坂井隆一郎(大阪ガス)は準決勝の2組6着で敗退した。
男子走り幅跳び決勝で橋岡優輝(富士通)は7メートル86で10位。女子の1万メートルは広中璃梨佳(日本郵政グループ)が日本歴代2位の30分39秒71で12位で、五島莉乃(資生堂)は19位だった。1500メートル準決勝の田中希実(豊田自動織機、西脇工高出身)は4分5秒79で2組6着にとどまり、決勝進出を逃した。
男子110メートル障害予選の泉谷駿介(住友電工)、石川周平(富士通)は17日の準決勝に進出し、村竹ラシッド(順大)は落選した。同400メートル障害の黒川和樹(法大)も準決勝に進んだ。