バレーボール女子日本代表 世界選手権へ、姫路で壮行試合

2022/08/20 19:43

紅白戦でスパイクを放つ宮部愛芽世。右手前は姉の宮部藍梨=ヴィクトリーナ・ウインク体育館(撮影・長嶺麻子)

 バレーボール女子の世界選手権(9月23日開幕=オランダ・ポーランド)に向けた壮行試合として、日本代表が20日、兵庫県姫路市のヴィクトリーナ・ウインク体育館で紅白戦を行った。同県尼崎市出身のアウトサイドヒッター(OH)でVリーグ1部(V1)姫路に入団したばかりの宮部藍梨は、妹のOH愛芽世(あめぜ=東海大)とともにプレー。「小学生の時の思い出の地でバレーができてすごくうれしい」と、観衆1641人の前で躍動した。 関連ニュース 【写真】女子日本代表の紅白戦でトスをあげるJTマーヴェラスの籾井あき 【写真】女子日本代表の紅白戦で、サーブを放つJTマーヴェラスの林琴奈 パリで輝き取り戻せるか バレー女子真鍋ジャパン、カギ握る兵庫勢 宮部姉妹ら13人選出

 監督の真鍋政義氏は姫路市出身。セットごとに選手が入れ替わった紅白戦でも、兵庫ゆかりの選手たちが活躍した。
 第1セットは、昨季のV1で日本人歴代最多得点をマークしたOH井上愛里沙(久光)が、さすがの決定力でジュースに持ち込み、熱戦を演出した。第2セットはJT勢が魅了。セッター籾井あきは長身を生かしたブロック、OH林琴奈は何度もブロックアウトを引き出した。
 紅白戦は21日も同体育館で実施される。身長181センチの宮部藍は「チームが求めるスピードにプラスして、自分の高さを見せたい」と意気込んだ。(有島弘記)

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