「持てる力発揮する」全国障害者スポーツ大会、県選手団が結団式 男子車いすバスケ、躍進期待

2022/10/18 18:06

兵庫県選手団を代表して県旗を受け取った陸上の中川龍一=神戸市中央区、県民会館

 第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」(29~31日・栃木県)に出場する兵庫県選手団の結団式が18日、神戸市中央区の県民会館で開かれ、選手らが健闘を誓い合った。 関連ニュース 県障害者スポーツ協会表彰に72人 車いすテニス・上地、車いすバスケ・村上に特別優秀選手賞 神戸発、軽い「子ども用スポーツ車いす」 航空機部品技術生かし重さ半分に「パラスポーツの裾野広げたい」 車いすバスケ皇后杯、神戸で開幕 8連覇狙うカクテルが決勝へ

 大会の開催は4年ぶり。2019年の茨城大会は台風の接近で中止となり、20、21年は新型コロナウイルスの影響で取りやめとなっていた。
 今回の県選手団は役員らを含む123人で構成し、旗手は陸上の中川龍一が務める。車いすバスケットボールはともに男子日本代表経験がある川上祥平と村上直広を擁し、躍進が期待される。
 結団式では太子町立斑鳩小4年生が作った応援旗が紹介され、卓球の亀崎千恵美が決意表明。「スポーツに取り組める、恵まれた環境への感謝の気持ちを胸に、平常心で持てる力を発揮する」などと言葉に力を込めた。
 政令市の神戸市は5日に結団式を行い、選手団61人が派遣される。(有島弘記)

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