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 J1神戸が、攻めの営業を仕掛けている。2019年シーズンのファンクラブ会員の募集と年間シートの販売を始め、ファンクラブでは5万円と高額の「ゴールドコース」を新設。年間シートの各座席も軒並み値上げした。元スペイン代表イニエスタの群を抜く集客力が引き続き期待でき、課題だった客単価の低さを解消する好機ととらえているからだ。

 今年7月のイニエスタ合流後、ホーム戦のチケットは7試合連続で完売と好景気に沸く。白星から2カ月間遠ざかっている状況でも、本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)は常に2万5千人前後で埋まり、加入前の平均1万7170人から飛躍的に観客が増えた。アウェー戦でも売り切れが続出している。

 神戸は無料招待も多く、チケット販売による収益の低さが長年の問題だった。昨季のクラブ決算によると、神戸の入場料収入は5億1400万円。リーグ戦の入場者数で割ると1人当たり1655円で、J118チームで最も少ない。入場料収入トップを走る浦和は4千円を超え、同じ関西のG大阪は3068円、C大阪も2353円と神戸を上回る。

 イニエスタとは複数年契約で、来季も動員が見込める中、打ち出したのがファンクラブの高額コース設定と年間シートの値上げだった。

 レギュラーコース3千円に対し、5万円としたゴールドコースは特典を充実させた。「超先行販売」として時期を問わず、いつでもチケットを購入できるようにし、好きな選手のレプリカユニホームや特注のリュックサックなども付けた。

 年間シートは、今季の価格から5万1千円値上げしたヴィッセルシート(メインスタンド最前列)の17万円を最高に、サポーター席(大人)も4千円上げて3万7千円とした。

 その一環で22歳以下を対象とした低価格帯の年間シートがなくなり、一部サポーターが反発したが、1チームの年間支出額に相当するイニエスタの年俸約30億円を少しでも回収しなければいけない背景もある。健全経営に向け、神戸の森井誠之事業本部長は「入場料収入の5億円を10億円オーバーぐらいにもっていかないといけない」と強気だ。(有島弘記)

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