但馬

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黄緑色に光るホタルミミズ
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黄緑色に光るホタルミミズ
土の中からホタルミミズを採取する児童たち=朝来市和田山町東和田、東河小学校
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土の中からホタルミミズを採取する児童たち=朝来市和田山町東和田、東河小学校

 刺激を受けると発光するホタルミミズの観察会がこのほど、兵庫県朝来市和田山町東和田の東河小学校であった。暗闇でつつくと長さ3~4センチの体が黄緑色に光り、3年生約20人は「星みたい」と驚きの声を上げた。

 ホタルミミズは冬場に成熟、春に産卵する。外部から刺激を受けると体液を出し、それが空気に触れて光るとされる。発光の理由は体液で敵の注意を引きつけて逃げるためと考えられているが、詳しくは分かっていない。「幻のミミズ」とも呼ばれるが、人が気づかないだけで校庭や花壇など身近な場所に生息しているという。

 東河小では校区内に住む稲津賢和さん(64)が、2014年から毎年3年生を対象に観察会を開催。稲津さんは02年、地元でヒメボタルの調査中に偶然ホタルミミズを見つけた。以来、観察を続けている。

 児童たちは、稲津さんが校庭から掘ってきた土を調査。水に浸して雑草の根をほぐしていくと、「うわー、いた!」。赤みがかった半透明のミミズが20匹以上見つかった。

 その後、体育倉庫に移動。暗い室内で、トレーに置いたミミズをピンセットでつつくと、じんわりと光り始めた。男児(9)は「光がはっきり見えてきれいやった」と目を丸くしていた。

 稲津さんは「身近な自然の中にも、びっくりするようなことがたくさんある。地元の自然の素晴らしさをいっぱい探してほしい」と児童たちに呼び掛けた。(長谷部崇)

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