但馬

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 2015年秋から休館している、兵庫県朝来市多々良木の宿泊施設「多々良木みのり館」について、市は宿泊棟などの建物2棟を解体し、跡地に宿泊型のドームハウス(定員4人)8棟を建設する計画を進めている。森の中に特殊発泡スチロール製の丸いドームが並ぶ近未来的な外観で、アウトドア好きな家族などの人気を集めそうだ。18年4月のリニューアルオープンを目指す。(長谷部崇)

 ドームハウスは丸みを帯びたユニークな外観が特徴で、近年は石川県加賀市の建材メーカーが、特殊発泡スチロール製の構造材を開発。断熱性や耐久性に優れる▽風雪や地震に強い▽工期が短い▽低コスト-などで注目を集めており、昨年の熊本地震では避難所としても活用された。

 市観光交流課の担当者は「木立の中にドームがポコポコとあるようなイメージ」と構想を語り、外観も「芸術の森」として整備する多々良木地区にふさわしいとする。

 みのり館は農林業体験施設として1984年に開館。管理棟や宿泊棟など建物5棟とバーベキュー棟、ログハウスがあるが、経営不振のため2015年9月で指定管理者が撤退し、休館中。山裾の自然豊かな環境から、市はキャンプ場としての再整備も検討したが、雪などで客足の伸びない冬場の営業がネックとなっていた。

 そこで目を付けたのがドームハウスだ。計画では、みのり館の宿泊棟(木造2階建て延べ約390平方メートル)と浴室棟(木造平屋約140平方メートル)を解体。家族連れで泊まれるドームハウス(直径7・5メートル、高さ3・75メートル)を8棟建設する。ベッドやユニットバス、IHクッキングヒーターを備え、付属のデッキで星空を眺めたり、バーベキューを楽しんだりもできるという。

 残る建物は一部改装し、今後利用法を検討する。事業費は1億8千万円で、半分の9千万円は国の地方創生拠点整備交付金を充てる。同課は「木登りやサイクリングなどのアクティビティに加え、アートも体験できる宿泊施設としてPRしていきたい」としている。

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