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公開生放送で谷五郎さん(右端)とトークを楽しむ高校生ら=香美町村岡区中央公民館
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公開生放送で谷五郎さん(右端)とトークを楽しむ高校生ら=香美町村岡区中央公民館

 AM波をFM波に変換して再送信するギャップフィラー(極微小電力中継局)方式により、ラジオの難聴対策を進めてきた兵庫県香美町で20日、事業完了を祝う式典が開かれた。ラジオ関西の公開生放送もあり、多くの住民が、待ちわびたAM番組の聴き心地を堪能した。

 山間部が多く、大半の地域でAMの受信が難しかった同町。本年度、同方式での全国初となる難聴対策に乗り出し、この日からNHK第1とラジオ関西の2局がFMラジオで聴けるようになった。周波数は、NHK第1が76・2メガヘルツ、ラジオ関西が77・8メガヘルツ。

 村岡体育館(同町村岡区)での式典では、浜上勇人町長が「全国の難聴対策の先駆けとなる事業だ」とあいさつ。総務省大臣政務官の金子めぐみ氏と浜上町長が「開局ボタン」を押し、会場に設置されたラジオからNHK第1とラジオ関西の音声が流れ始めた。

 来場者抽選でラジオを当てた村岡区日影の西村ゆかりさん(63)は30年以上前、結婚で姫路市から移り住んだ際、AMが入らないことに驚いたといい、「また聴けるようになるなんてうれしい」と笑顔を見せた。

 隣接する村岡区中央公民館では、ラジオ関西の番組「谷五郎のこころにきくラジオ」が公開生放送を実施。ゲストの町観光関係者や高校生らが、谷さんとトークを繰り広げた。

 谷さんに「ええ声や」と褒められた村岡高校の卒業生の男性(18)は「ラジオに出るなんて初めてなので緊張したけど、高校のPRもできたし面白かった」と喜んでいた。(黒川裕生)

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