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人気を集めているコブハクチョウ。住民らが相次いで様子を見に訪れる=新温泉町浜坂
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人気を集めているコブハクチョウ。住民らが相次いで様子を見に訪れる=新温泉町浜坂

 兵庫県新温泉町の海岸部にコブハクチョウ2羽が飛来し、話題となっている。人に慣れていて餌をねだるような様子も見せ、春休み中の子どもらが観察したり、一緒に写真に納まったり。すっかり浜の“人気者”だ。

 4日午前、2羽は同町浜坂の岸田川河口近くで、ひなたぼっこをしたり、泳いだりしていた。近くの漁師(61)は「2日前から姿を見るようになった。近くで白鳥を見たのは初めてでうれしい」。

 同町居組の漁師(76)は3月20日、漁から戻ってきた際に居組漁港で目撃した。「観光客からパンをもらって食べていた」という。2羽はしばらく同港に滞在し、東の岸田川河口へ移動したようだ。

 同町立浜坂西小学校6年生の男子児童(11)は1週間ほど前、居組でも餌をあげた。4日は、いとこやその家族と海岸沿いを捜した。「前は弱っている感じだったが、元気になっているようだ」と再会を喜んでいた。

 NPO法人「コウノトリ市民研究所」の高橋信理事(62)によると、日本のコブハクチョウは欧州から移入され、公園などで飼育されているものが大半という。「野外にいるのは、施設から逃げた鳥か、その子孫と考えられる」と推測する。

 人を怖がらないが、病原菌を持っている可能性もあり、「適当な距離を置いて観察してほしい」と呼び掛けている。(小日向務)

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