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加古里子さんの直筆メッセージ
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加古里子さんの直筆メッセージ
加古さんの絵本の読み聞かせ授業に参加した子どもたち=豊岡市城崎町湯島、城崎小学校
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加古さんの絵本の読み聞かせ授業に参加した子どもたち=豊岡市城崎町湯島、城崎小学校

 「だるまちゃんとてんぐちゃん」などの作品で知られる絵本作家、加古里子さん(91)がこのほど、兵庫県豊岡市の子どもたち宛てに直筆メッセージを寄せた。同市が定める「豊岡市生きもの共生の日」の理念に共感し、「地球に住む同じ仲間、共生の友人として、コウノトリを守っていこう」と色紙にしたためている。このほど、城崎小学校(豊岡市城崎町湯島)の児童に初めてお披露目された。(阿部江利)

 コウノトリの野生復帰が始まり、2007年5月20日、同市の野外で43年ぶりにひながかえったことを記念し、市がこの日を「共生の日」に指定した。命の大切さ、つながりを考える日としている。

 加古さんは福井県越前市出身。同市でも11年からコウノトリの繁殖や放鳥が進んでおり、この取り組みに共感した加古さんは今年2月、全国で暮らすコウノトリや共生の大切さを描いた絵本「コウノトリのコウちゃん」を発表している。

 豊岡市が「この絵本を子どもたちにも読ませたい」と、加古さんに連絡したところ、加古さんから直筆メッセージが届いたという。色紙には言葉のほか、空を飛ぶコウノトリのカラーイラストやサインも描かれている。

 共生の日に合わせ、同小で開かれた特別授業。市職員が1、2年生約60人に加古さんの絵本やメッセージを読み聞かせたほか、児童らが、水槽の中にいるカエルやゲンゴロウなど田んぼの生き物を観察した。

 2年生の男子児童(7)は「絵本でお父さん、お母さんがコウちゃんを生んで、コウちゃんもまた子どもを生んで、つながっていくのがすごいと思った」と話していた。色紙は、市立図書館や市立コウノトリ文化館(同市祥雲寺)で順次展示される予定。

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