但馬

  • 印刷
ニュージーランドから届いたお礼の手紙や縫いぐるみなど=香住観光協会
拡大
ニュージーランドから届いたお礼の手紙や縫いぐるみなど=香住観光協会
ウエイン・ウルヤーテさん(左)の自転車を梱包する手助けをする香住観光協会のスタッフら=4月、JR香住駅(同協会提供)
拡大
ウエイン・ウルヤーテさん(左)の自転車を梱包する手助けをする香住観光協会のスタッフら=4月、JR香住駅(同協会提供)

 「あの日、私を助けてくれたみなさんの優しさに感謝を込めて」-。今年4月、兵庫県のJR香住駅で列車に自転車を持ち込めず困っていたため、香住観光協会のスタッフが手伝ってあげたニュージーランド人の男性からこのほど、感謝の手紙とお礼の品が同協会に届いた。

 男性は東北から山口県まで自転車旅行を楽しんでいたウエイン・ウルヤーテさん。年の頃は50~60代とみられ、4月4日昼ごろ、香美町香住区付近で転倒して足を痛め、宿泊地の鳥取県まで列車で向かおうとJR香住駅を訪れた。

 しかし列車には規定で自転車をそのまま持ち込めず、駅員が同協会に協力を求めたという。居合わせたスタッフ3人が片言の英語と身ぶりで対応し、ブルーシートを提供。自転車を分解して荷造りするのを手伝ったおかげで、ウルヤーテさんは無事、「手回り品」として自転車を持ち込むことができた。

 英字が記された小包が届いたのは6月末。心当たりが全くなかったスタッフが不審に思いながら開けると、ウルヤーテさんが感謝の思いをつづった手紙と丁寧に畳まれたブルーシート、ニュージーランドの国鳥キウイの縫いぐるみなどが入っていたという。

 英語の手紙には「香住観光協会と香住駅の親切な人たちへ」「4月の春の日、孤独なサイクリストを迎え入れ、列車に載せるための自転車の梱包を手伝ってくれましたね」などと書かれ、人の温かさに触れ、日本滞在を心から楽しんだとしたためられていた。

 同協会は「無事に帰国できたことが分かり安心した。偶然立ち寄った香住に、良い印象を持ってもらえたようでうれしい」としている。(黒川裕生)

但馬の最新
もっと見る

天気(8月20日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 30%

  • 32℃
  • ---℃
  • 30%

  • 35℃
  • ---℃
  • 10%

  • 35℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ