但馬

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全国848滝を巡った記録集をまとめた杉山尚幸さん=豊岡市正法寺
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全国848滝を巡った記録集をまとめた杉山尚幸さん=豊岡市正法寺

 兵庫県豊岡市正法寺の杉山尚幸さん(70)がこのほど、全国47都道府県を10年かけて巡り、合計848滝を写真に収めた手作りの記録集「日本の滝・渓谷 紀行」にまとめた。定年後、滝の美しさに魅せられて各地を訪ね歩き、今春訪れた沖縄県で全都道府県を制覇した。希望者には記録集を見せるといい、杉山さんは「滝に興味を持ち、但馬の美しい自然を大事に思う人が一人でも増えたらうれしい」とする。(阿部江利)

 杉山さんは元団体職員。滝やアウトドアとは縁遠い生活だったというが、2007年、同市日高町の阿瀬渓谷を歩くハイキングに参加し、目にした「月照滝」が“初恋の滝”になった。

 その姿は「白いドレスをまとった女性が、スポットライトを浴びて舞台に立つよう」だったといい、「地元にこんなにきれいな自然があるのか」と感じた。以来「1人で、片道2時間内の歩行で行ける所」とルールを決め、滝巡りを開始。家族にも見せようと、写真も撮り始めた。

 杉山さんによると、兵庫県内では大小約200の滝に足を運んだ。春と秋には、1カ月ずつ車中泊で滝巡りに出掛け、「日本の滝100選」もこれまでに88滝に訪れたという。記録集には、A4判1ページの紙に九つずつの滝を載せた。風情などから3段階で評価し、訪問日時や道のり、印象も記す。お気に入りのベスト3は、「月照滝」と「猿尾滝」(香美町)の冬景色、真っ青な滝つぼが連続する「西沢渓谷・七ツ釜五段の滝」(山梨市)という。

 いつもは単独行だが、都道府県最後の沖縄県は妻を誘った。「家族が趣味を理解してくれて、元気で居てくれたおかげ」と杉山さん。「ありのままの自然の神秘さと、行くたびに水量も木々の緑の色も異なり、多様な表情を見せてくれるのが滝の魅力。これからもぼちぼち回りたい」と笑う。

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