但馬

  • 印刷
表情が愛らしい畦地梅太郎さんの作品が並ぶ特別展=豊岡市立美術館「伊藤清永記念館」
拡大
表情が愛らしい畦地梅太郎さんの作品が並ぶ特別展=豊岡市立美術館「伊藤清永記念館」
表情が愛らしい畦地梅太郎さんの作品が並ぶ特別展=豊岡市立美術館「伊藤清永記念館」
拡大
表情が愛らしい畦地梅太郎さんの作品が並ぶ特別展=豊岡市立美術館「伊藤清永記念館」

 山をテーマにした版画で、山岳愛好家らに親しまれる版画家の畦地梅太郎さん(1902~99年)に焦点を当てた特別展「山男がご来館です。-山の版画家 畦地梅太郎展-」が、兵庫県の豊岡市立美術館「伊藤清永記念館」(同市出石町内町)で開かれている。彩り豊かに表現した「山男」の版画作品など38点を展示。人や動物の特徴を強調して表現したものも多く、子どもから大人まで楽しめる。27日まで。(秋山亮太)

 畦地さんは現在の愛媛県宇和島市の出身。内閣印刷局で働く合間に版画を作り始め、1937年に仕事で浅間山を訪れたことがきっかけとなり、山岳地の風景を題材にするようになった。登山者の姿に自身の心境や思いを反映した「山男シリーズ」の絵などは、山岳雑誌「岳人」の表紙などにも使われており、「山の版画家」として全国的な人気を集めている。

 夏休み中の子どもたちが気軽に楽しめる特別展にしようと、豊岡市立美術館が企画。宇和島市の畦地梅太郎記念美術館から所蔵品を借りて展示している。

 目玉の山男たちの作品は、登山用ロープを握っていたり、口周りにひげを蓄えていたりと個性豊か。「さけぶ三人」という作品は、声が聞こえそうなほど目と口をいっぱいに広げた表情が愛らしい。愛媛県の石鎚山など、畦地さんが育った四国の山やライチョウなどの鳥をテーマにした作品も多い。密林の上を飛ぶ鳥で、ベトナム戦争の爆撃を表現した版画もある。

 特別展を担当する同美術館学芸員の大魚奈津実さん(27)は「どれもかわいらしい作品で、子どもや女性にも楽しんでもらえると思う」と話す。

 午前9時半~午後5時。毎週水曜休館。一般600円、大学生・高校生400円、小中学生200円。同美術館TEL0796・52・5456

但馬の最新
もっと見る

天気(10月19日)

  • 18℃
  • 14℃
  • 80%

  • 16℃
  • 13℃
  • 80%

  • 15℃
  • 13℃
  • 80%

  • 17℃
  • 14℃
  • 80%

お知らせ