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やぶ医者大賞を受賞した臼井恒仁さん(中央左)と澤田弘一さん(同右)=ビバホール
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やぶ医者大賞を受賞した臼井恒仁さん(中央左)と澤田弘一さん(同右)=ビバホール

 へき地での医療に貢献する医師らを顕彰する「第4回やぶ医者大賞」の表彰式が5日、兵庫県養父市広谷、ビバホールであった。受賞者2人が講演し、住民に密着した医療への思いなどを語った。

 同賞は、やぶ医者の語源が養父にいた名医であるとの説にちなみ、同市が2014年に創設。今年は、滋賀県米原市の地域包括ケアセンターいぶきの医師臼井恒仁さん(46)と、岡山県鏡野町の上齋原歯科診療所所長で歯科医師の澤田弘一さん(50)が受賞した。

 臼井さんは「やぶ医者のハナウタ」と題して講演し、終末期のガン患者らの訪問診療で、通常の緩和ケアに加え、花を贈ったり歌ったりしていることを紹介。「よりよい状態になるよう、できることは何でもしたい」と話し、花や歌が患者やその家族の癒やしにつながっていると強調した。

 澤田さんは、学校での出張授業や医療関係者向けの研修会などを開いて、幅広い世代の予防歯科に尽力している。不健康な歯は全身の健康や見た目に影響し、「人の性格まで変えてしまう」と指摘。「生涯を通じた健康教育の始まりは歯科」とし、治療以外の啓発活動などの大切さを力説した。

 講演後の取材で2人は「同じように地方で医療に関わる人の励みになれば」「副賞の奨励金を次の世代の育成に役立てたい」などと話していた。(那谷享平)

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