但馬

  • 印刷
アオサギをつかんで飛び立つイヌワシ=5日、養父市内(撮影・塚本正昭さん)
拡大
アオサギをつかんで飛び立つイヌワシ=5日、養父市内(撮影・塚本正昭さん)
トビ(右上)が獲物を狙って追いかける=5日、養父市内(撮影・塚本正昭さん)
拡大
トビ(右上)が獲物を狙って追いかける=5日、養父市内(撮影・塚本正昭さん)

 国の天然記念物イヌワシが獲物のアオサギをつかんで飛び立つ姿などを、兵庫県養父市八鹿町国木のアマチュアカメラマンの塚本正昭さん(79)が撮影した。イヌワシなどを追いかけて5年になるというが、「こんなシーンを見たのは初めて」と驚き、捉えた姿に改めて見入っている。(長谷部崇)

 力強さや格好良さにみせられ、猛禽類を中心に撮影しているという塚本さん。5日午前10時ごろ、養父市内の山中で旋回するイヌワシを見つけたという。やがて木に降り立ち、根元の茂みで何かを食べている様子だった。

 その後は幹に止まっていたが、昼前から「ピーッ、ピーッ」と威嚇を始めた。上空に目をやるとトビが旋回していたという。「イヌワシが隠している獲物を狙っていたのだろう」と塚本さん。午後2時すぎ、横取りされる危険を感じたのか、イヌワシは再び根元に降り立つと、茂みに隠していたアオサギをつかみ、力強く舞い上がった。

 「うわぁ!」と圧倒されながらシャッターを切ったという塚本さん。2羽のトビに追われたイヌワシだったが、アオサギを離さず逃げ切り、いったん木に止まった後、北へ飛び去った。

 イヌワシは環境省レッドリストの絶滅危惧IB類。専門家によると、県内の生息数は最大7羽とみられている。広げた両翼の幅は2メートル前後。野ウサギやヤマドリ、ヘビ類のほか、カモシカやニホンジカの幼獣なども捕食するという。

但馬の最新
もっと見る

天気(12月19日)

  • 10℃
  • 4℃
  • 20%

  • 7℃
  • -1℃
  • 50%

  • 10℃
  • 2℃
  • 20%

  • 10℃
  • 0℃
  • 20%

お知らせ