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「ヨイ、ヨイ、ヨイ」の掛け声で動作を決める舞い手たち=養父市奥米地、水谷神社
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「ヨイ、ヨイ、ヨイ」の掛け声で動作を決める舞い手たち=養父市奥米地、水谷神社

 国の選択無形文化財「ねっていずもう」が9日、兵庫県養父市奥米地の水谷神社であった。平安時代が起源とされ、豊作などを願って秋祭りで奉納される伝統行事。境内には雄々しくしこを踏む声が響き、動作が決まるたび、見守る観客から拍手が送られた。

 ねっていずもうの「ねってい」は、動作を繰り返す「練る」が語源とされる。現在の相撲の原型とされる神事で、土俵や行司はおらず、勝ち負けも決めない。この日は「奥米地水谷神社ねっていずもう保存会」の舞い手2人が神事に臨んだ。

 はかまの裾をたくし上げ、上半身裸で向き合った2人が、腰に手を当てて「ヨイ、ヨイ、ヨイ」と声を出してしこを踏む。その合間に、息を合わせて「ヨイ」と拳を突き出したり、肩を組んだまま跳ねたりと、ゆっくりだが激しい動作を繰り返した。舞い手の生田和雄さん(55)は「今年もうまく奉納できて一安心」とほっとした表情で話した。

 同会では昨年10月、伝統を引き継ごうと、神事の流れや由来などを紹介する冊子を作成。地域全戸に配った。足立泰輔会長(62)は「地域外から見に来られる方も増えており、いろんな方に関心を持ってもらえる。これからも神事を伝えていきたい」とする。(阿部江利)

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