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「宇宙エレベーター」の競技大会で全国優勝を果たしたロボットを持つ、同好会の生徒たち=近大付属豊岡高校・中学校
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「宇宙エレベーター」の競技大会で全国優勝を果たしたロボットを持つ、同好会の生徒たち=近大付属豊岡高校・中学校

 近大付属豊岡高校(兵庫県豊岡市戸牧)ロボット同好会の生徒3人が、このほど横浜市で開かれた「第5回宇宙エレベーターロボット競技会全国大会」の中高生初級部門で初優勝した。昨年同大会で敗れた経験を生かし、さまざまな工夫を施したロボットで挑み、70チームが参加した同部門で他チームを圧倒した。(秋山亮太)

 同エレベーターは、宇宙の基地と地上を結び、人や物を運ぶ方法として実現が望まれる技術。そのアイデアを考えてもらう目的で、同大会は小中学生や高校生を対象に、2013年から毎年開かれている。

 競技は、市販のキットを基にしたロボットで、宇宙ステーションに見立てた高さ4メートルに設置されたかごに、地上からピンポン球を運び、その数や速さを争う。

 優勝メンバーは、同校2年の間島竜一さん(17)と森澄優己さん(16)、1年の川尻晃暉さん(15)。2年生2人は昨年初出場し、5位だったが、今年は雪辱を果たした。

 昨年は動作の精度が低かったといい、そうした反省を生かして今回3人で作ったロボットは、制限数があるモーターの全てを、約4メートルのひもを素早く昇降できる動力源に集中。ピンポン球を載せる荷台のドアが自動で開く仕組みも開発し、運ぶ数も速さも同部門ではダントツだったという。

 制作は7月末から開始。設計から組み立てまで、相談しながら完成させた。メンバーは学年が違い、授業時間も異なるため、球を載せる荷台と動力部の2パーツで担当を分け、それぞれの空き時間や休日を使って作業を進めてきた。二つのパーツの完成後も実験を繰り返し、改良を重ねた成果が実った形だ。

 「優勝できると確信していた」と話す川尻さん。一方で森澄さんと間島さんは、昨年の経験から不安もあったという。しかし「必死に努力したという自信は持っていた」と振り返り、優勝という最高の結果に「宇宙に飛び上がりそうなほどうれしかった」と満面の笑みを見せていた。

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