但馬

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お菓子の神様「田道間守命」を紹介する紙芝居=豊岡市幸町
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お菓子の神様「田道間守命」を紹介する紙芝居=豊岡市幸町

 但馬の活性化に取り組む住民らでつくる「但馬夢テーブル委員会」が、中嶋神社(兵庫県豊岡市三宅)にまつられているお菓子の神様「田道間守(たじまもり)命」が登場する2種類の紙芝居を制作した。高齢者が読み聞かせに使いやすい方言満載の「但馬弁アレンジ編」、五輪種目となるスポーツクライミングに田道間守が挑む子ども向けの「オリンピック編」で、メンバーは「地域のイベントなどに活用して」と呼び掛ける。(阿部江利)

 同委員会は01年に県が設け、公募の市民が委員となって活動している。委員会内のグループ「タジマモリあげ隊」は、若者らに地元への愛着を持ってもらおうと、田道間守にちなんだ菓子コンクールなども開いている。

 紙芝居は、田道間守の知名度をもっと上げようと企画。メンバーが物語を考え、絵や木枠も手作りした。共にA2サイズで、但馬弁編は8枚、五輪編は10枚。上演時間は両方約10分程度という。

 紙芝居はどちらも、田道間守が天皇の命を受け、不老不死になれる「(橘とされる)非時香菓」を海の向こうの「常世の国」に探しに行き、苦難の末に見つけて持ち帰る伝説が基になっている。但馬弁編は「~しんさった(された)」「がっせぇ(すごい)」など、語りが地元の言葉で満載となっている。

 一方、五輪編は、天皇に命じられた田道間守が「マジで? 無理っすー」と話す軽いノリで始まる。行き先の常世の国ではなぜか五輪が開かれ、田道間守は頂上に果実がある絶壁を登るロッククライミングに参戦する。エジプト王や孫悟空と競って崖をよじ登り、果実と金メダルを手に入れる奇想天外な内容だ。

 同委員会の太田博章委員長(47)、モリあげ隊の太田佐千子リーダー(52)は「地域のお年寄りの但馬弁を聞いたり、五輪にちなんだ物語を楽しんだりしながら、地元の神様への理解を深めてほしい」と呼び掛ける。今後はイベントで上演するほか、学校などへの貸し出しにも応じる。同委員会事務局TEL0796・26・3615

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