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「サンタクロース会議」の開始を待つ子どもたち=城崎小学校
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「サンタクロース会議」の開始を待つ子どもたち=城崎小学校

 日本を代表する劇作家の一人、平田オリザさん(55)の主宰する劇団「青年団」が、兵庫県豊岡市内の全小学2年生を対象に演劇を披露する、初の「学校公演」が4日、同市城崎町湯島の城崎小学校で始まった。この日は6校から86人が参加し、平田さん作・演出の「サンタクロース会議」を鑑賞。子どもたちも意見を発表する形で劇に参加し、登場人物とのやりとりや、物語の展開を夢中で楽しんでいた。(阿部江利)

 平田さんは2015年4月から同市の芸術文化参与に就任。舞台芸術の制作施設「城崎国際アートセンター」の芸術監督も務める。今夏には、青年団の拠点を、現在の東京から段階的に同市に移す方針を示している。

 学校公演は豊岡市と同市教育委員会が主催。優れた芸術文化に触れ、子どもたちに感性や表現力を身につけてもらうのが目的という。市などは09年から、市内全小学6年生を対象に「出石永楽館」での狂言鑑賞会も続けている。

 青年団の出演者ら約20人は、2日から同市内に滞在。13日までに4会場で計9回の公演を行う。「サンタクロース会議」は、平田さんが初めて親子向けに書き下ろした作品。体育館に作られた特設舞台で、「サンタクロースはいるのか」を議論する会議が開かれる設定だ。

 この日の参加児童たちは、舞台のすぐ前の席に案内され、あっという間に会議の世界に入り込んだ。元気よく意見を発表したり、大笑いをしたりしながら、身を乗り出すようにして約1時間、“会議”の行方を見守った。

 公演中に質問をした城崎小2年の男児(8)は劇の内容に驚いた様子で、「僕はサンタさんにスケートボードをお願いしたから、早く寝て、授業中はしゃべらないようにして、家でもお手伝いをいっぱいします」と笑顔で話していた。

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