但馬

  • 印刷
矢田川スノーパークに勢いがあったころ(2月5日撮影)=道の駅「あゆの里矢田川」
拡大
矢田川スノーパークに勢いがあったころ(2月5日撮影)=道の駅「あゆの里矢田川」
雪よ、消えないで-。天に祈る阿瀬大典さん=道の駅「あゆの里矢田川」
拡大
雪よ、消えないで-。天に祈る阿瀬大典さん=道の駅「あゆの里矢田川」

 降り積もった雪が解け、但馬にもようやく春の足音が聞こえてきたが、兵庫県香美町村岡区長瀬の道の駅「あゆの里矢田川」駅長の阿瀬大典さん(40)は気が気ではない。客足が落ちる冬季の打開策として、駐車場に整備した雪の遊び場「矢田川スノーパーク」が、ついに“消滅”へのカウントダウンを始めたのだ。(黒川裕生)

 年明けごろにお目見えしたスノーパークは、関係者らが重機などで雪を積み上げて作り、大人気を博した。京阪神などから親子連れが押し寄せ、子ども用そりやスキーの遊びに大喜び。リピーターも続出し、うわさを聞きつけて四国方面から海を越えて遊びにきた人もいたという。

 だが、無情にも季節は巡る。雪ではなく雨が降り、気温も上がってくると、数メートルの高さを誇った雪山は、見る見るうちに縮み始めた。新たに雪も降らないため表面はすっかり固くなり、色も土などで黒ずんでしまった。

 もうダメなんじゃないですか。そう尋ねると、阿瀬さんはにやりと笑い、「汚く見えるかもしれないけど、黒は気持ちを強くしてくれる魔法の色。春までは持ちこたえますよ」と現実からスッと目を背けた。

 とはいえ、次の一手もすでに考えているという。「車輪の付いたスノーボードのような『マウンテンボード』なら、雪がなくても周囲の芝生などで遊んでもらえる。キャンパーの誘致や、音楽イベントの開催もいいですね」。“まじでつぶれる5日前”などとぼやいていた阿瀬さんが、明るい未来を思い描き始めた。

 これからスノーパークで遊ぶ人は、表面が固いのでけがに注意。同道の駅TEL0796・95・1369

但馬の最新
もっと見る

天気(12月12日)

  • 13℃
  • 8℃
  • 50%

  • 10℃
  • 5℃
  • 60%

  • 13℃
  • 7℃
  • 90%

  • 12℃
  • 8℃
  • 70%

お知らせ