但馬

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豊岡で公演するアカペラグループ「カウンターメジャー」(実行委員会提供)
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豊岡で公演するアカペラグループ「カウンターメジャー」(実行委員会提供)

 カナダ・トロントを拠点に活動するアカペラグループ「カウンターメジャー」の初来日公演が5月4日午後3時から、兵庫県豊岡市大手町の同市民プラザで開かれる。アメリカやカナダで数多くの賞を受ける同グループが、高度なハーモニーとドラマチックな振り付けによるショーを繰り広げる。(小日向務)

 2010年に結成された13人のグループ。米国や欧州をはじめ世界各国でコンサートを開いたり、多くのテレビ番組に出演したりしている。2017年、アルバム「Made to Measure」で、米国の現代アカペラ協会によるアカペラ部門のベストアルバム賞を受けるなど、受賞歴は多い。

 今回は、日本との文化交流を目的にカナダの政府機関などの支援を受け、初来日が決定。5月5日に大阪府高槻市で、「高槻ジャズストリート」の一環でコンサートを開くほか、同3日には福井県小浜市でも公演する。

 豊岡では公演の中で、ボイスパーカッションなどのワークショップも開かれるという。香美町の歌手、矢引明子さん(47)ら、但馬の音楽関係者が実行委員会をつくって準備をしている。

 チケットは前売りで一般2千円、高校生以下千円。当日は各500円増し。豊岡市民プラザで販売中。託児の希望は4月25日までに申し込む。

   ◇   ◇

 ■豊岡の元ALTアマンダ・コーナグリアさんが橋渡し 

 「カウンターメジャー」の豊岡公演は、2000年ごろに豊岡市で外国語指導助手(ALT)を務め、現在は米国に帰国しているアマンダ・コーナグリアさんが橋渡し役を務めて実現した。

 アマンダさんは当時、市国際交流協会が開いているアカペラ教室の指導もしていた。同市では03年から、アカペラのイベント「アカペリンピック」が開かれており、アマンダさんは知人らと第1回大会に出場していた。

 帰国後もアカペラに関わっており、カウンターメジャーのメンバーとも親しいという。来日の話が浮上した際、アマンダさんから、豊岡在住の知人を通して依頼を受けた矢引明子さんが、日本での窓口役に。ちなみに矢引さんも、アカペリンピックの第1回大会で審査員を務めている。

 渡航費用にはカナダ側の支援があるが、日本での移動や宿泊費用を確保する必要があった。このため矢引さんが、中心となる受け入れを大阪府高槻市の高槻ジャズストリートの実行委員を務める知人に相談。同ストリートへの出演が決まり、来日が実現した。

 決定後も、マイクなどカナダの機材が日本では使えないことが分かり、急きょレンタルで確保するなど、豊岡の実行委は公演準備に追われている。矢引さんは「思っていた以上に大物のグループで、詳しい話を聞いて驚いた。準備は大変だが、いい公演になるので、ぜひ聞きにきてほしい」と呼び掛けている。

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