但馬

  • 印刷
田君川にある「バイカモ公園」。例年、川面を埋める白い花がほとんど見られない=新温泉町栃谷
拡大
田君川にある「バイカモ公園」。例年、川面を埋める白い花がほとんど見られない=新温泉町栃谷

 例年川面の一面に咲き誇る田君川(兵庫県新温泉町)のバイカモが、昨年秋の台風で流出したため、毎年6月上旬に開かれていた「バイカモ祭り」が中止されることになった。豪雨被害の影響を受けた昨年に続き、2年連続の中止となる。主催する田君川バイカモ保存会は「残念だが、お客さんに来てもらう状況にない」と嘆いている。(小日向務)

 バイカモはキンポウゲ科の多年草。山間部などの冷たい清流の中で育つ水草で、初夏から初秋にかけ、梅に似た白い花を咲かせることから「梅花藻」の字をあてることもある。県版レッドデータブックで、Bランクに登録されている。

 バイカモは例年、同町栃谷のバイカモ公園や周辺で一面に花を咲かせるが、一昨年春や秋の豪雨による増水で多くの株が流れるなどした。保存会員らが移植するなどしてきたが、昨年春の段階で例年の2~3割程度までしか回復せず、昨年の祭りは中止に。地元の住民らが再度、移植したが、9月の台風などで再び流出してしまった。

 現在は、昨年11月に浜坂高校生や保存会員が移植した株が川の中に点在。白いかれんな花を咲かせてはいるが、花が川面を埋め尽くしたかつての姿はない。

 同保存会などは、5月中に地元の小学生らと株を移植するほか、秋にもさらに株を増やす予定。同会の西村輝幸会長は「1年である程度、回復すると思う。来年はできれば、バイカモ祭りを再開したい」と話している。

但馬の最新
もっと見る

天気(5月22日)

  • 25℃
  • 17℃
  • 20%

  • 29℃
  • 11℃
  • 10%

  • 28℃
  • 16℃
  • 10%

  • 27℃
  • 15℃
  • 10%

お知らせ