但馬

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順調に育ったイワガキ=居組漁港
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順調に育ったイワガキ=居組漁港
試験養殖しているイワガキを海中から引き上げる関係者=居組漁港
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試験養殖しているイワガキを海中から引き上げる関係者=居組漁港

 夏の味覚・イワガキの試験的な養殖に、兵庫県新温泉町の浜坂漁協や県但馬水産事務所、但馬水産技術センターが取り組んでいる。3年前から本格的にスタート。当初から育てていたイワガキは「順調に成長し、出荷サイズになっている」という。26日と6月3日、同町居組の居組漁港で、初めての収穫体験の催しを開く。(小日向務)

 天然のイワガキが取れる但馬沿岸の日本海だが、養殖の試みは初めてという。浜坂漁協が、2015年夏に本格的に取り組みを始めた。針金に付けたホタテ貝の貝殻を居組漁港周辺の海中に1、2週間沈め、カキの稚貝を付着させる形で採取。その後、港内にパイプで組んだ養殖場を設置。稚貝が付いたホタテの貝殻を10個ずつ針金に取り付け、それを16本、海中に沈めて育ててきた。

 イワガキは、「出荷まで3年間」と見込んだ通りに成長。16日、3機関の4人が7本分を引き上げ、イワガキに付着した海藻などを除去。サイズを測ると、平均で15センチ弱まで育っていた。天然物でこの大きさなら、値段の高い8月の同漁協の競りで1個700円~800円になるという。

 同漁協でのイワガキの漁獲量は10年前には10トンを大きく超えていたが、17年には5・5トンにまで減り、小型化も目立つ。同漁協は「将来的には新たな特産物として育て、沿岸漁業の振興に役立てたい」と期待を寄せる。

 催しでは、イワガキを取り分けて付着物の掃除などをした後、地元産の魚介類と一緒に焼いて味わう。参加費は中学生以上2千円、小学生千円。各日とも定員の20人まで残りわずか。申し込みは浜坂漁協諸寄支所TEL0796・82・1772(午前9時~正午、。午後2時~同5時)

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