但馬

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静かな港で威容を放つ「海翔」=柴山港
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静かな港で威容を放つ「海翔」=柴山港
甲板に上がり、クレーンを間近で見学する「香美町とと活隊」のメンバーら=柴山港
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甲板に上がり、クレーンを間近で見学する「香美町とと活隊」のメンバーら=柴山港

 兵庫県香美町香住区の柴山港で建設されている防波堤の一部となる「二重円筒ケーソン」を沖合に設置する作業に当たるため、日本最大級の起重機船「海翔」が25日朝、同港に入り、静かな湾内で威容を放っている。26日には、魚食普及に取り組む「香美町とと活隊」を招いた現地見学会があり、巨大なクレーンを間近で見たメンバーらが感嘆の声を漏らした。(黒川裕生)

 ケーソンはコンクリート製で、直径29・4メートル、高さ26・5メートル、重さ7100トン。消波機能が高い二重円筒は、全国でも珍しい形という。但馬唯一の避難港に指定されている同港では、国交省近畿地方整備局が、このケーソンを沖約2キロに並べて沈め、防波堤を建造する事業を進めている。

 1994年に1基目を設置し、今回で9基目となる。最終的に15基設置し、2030年代の完了を見込んでいる。

 海翔による作業は4年ぶり。同港東側にある同整備局舞鶴港湾事務所柴山港出張所で建設したケーソンを、高さ100メートルを超える海翔の巨大なクレーンでつり上げ、浮力を利用して沖まで運ぶ。実際の作業は28日に行う予定。

 この日、見学に訪れたとと活隊のメンバーと地元小学生ら計11人は、船で海翔まで移動。全長120メートルの広い甲板や、天を突くようにそびえ立つクレーンに、一同は「でかい!」と興奮した様子だった。

 クレーンの操作室も特別に見せてもらい、大人も子どもも大喜び。とと活隊の隊長、濱上栄作さん(54)は「工事にかかる費用や期間が気になるところだが、それにしてもすごい作業ですね」と感心したように話していた。

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