但馬

  • 印刷
平面、立体さまざまな形の作品を手掛ける造形作家の竹村一博さん=県立円山川公苑美術館
拡大
平面、立体さまざまな形の作品を手掛ける造形作家の竹村一博さん=県立円山川公苑美術館
見る人が小石を投げ込み、壁や天井に反射する波紋を鑑賞する作品=県立円山川公苑美術館
拡大
見る人が小石を投げ込み、壁や天井に反射する波紋を鑑賞する作品=県立円山川公苑美術館

 兵庫県豊岡市引野在住の造形作家、竹村一博さん(74)を特集した企画展「TAKEMURAワールド」が12日から、同市小島の県立円山川公苑美術館で始まる。最近10年間に作った、段ボールにスプレーで彩色した平面作品や、木の切り株のように透明のフィルムをぐるぐる巻きにした立体物などが並ぶ。12~16日は県政150周年記念事業として、無料で鑑賞できる。(秋山亮太)

 竹村さんは同市出身。高校時代は美術部で活動した。卒業後は、看板製作やデザインを手掛ける仕事をしながら、造形作品の創作を続けている。20歳で豊岡市展の最優秀賞「市長賞」に選ばれ、同展の招待優賞にも輝いた。その後も県内外で活躍している。

 今回の展覧会は、50年以上活動し、受賞歴も多い竹村さんの足跡を紹介しようと、同美術館が企画。特に最近の作品に焦点を当て、2008年以降の36点を展示している。「膨らむ」という作品は、150センチ四方の額の中に、凹凸がある段ボールを円形に貼っている。波形の陰影と表面に吹き付けたスプレー塗料の光沢が相まって、角度を変えると円盤が膨張、収縮しているように見える。

 来場者が“参加”して、初めて完成する作品も。初公開の「きらめき(煌)」は、鑑賞する人がライトで照らされた大きな水槽に小石を投げ込むと、壁や天井に波紋が浮かび上がる。投げる場所を変えたり、石を2個にしたりして模様が変わる様子を見られる。

 このほか、高さが違う角材の先端を赤く塗り、何十本も組み合わせた立体造形や、コウノトリのシルエットをあしらった作品も目を引く。竹村さんは「造形物なので、いろんな角度から見て楽しんでもらいたい」と話している。

 10月8日まで。9月24日はイベントのため観覧できない。午前9時~午後5時。大人350円、高校生以下無料。同美術館TEL0796・28・3085

但馬の最新
もっと見る

天気(9月22日)

  • 29℃
  • ---℃
  • 10%

  • 27℃
  • ---℃
  • 10%

  • 29℃
  • ---℃
  • 0%

  • 28℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ