但馬

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勢いよく燃える大松明。火の粉が空高く舞い上がった=朝来市和田山町竹田
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勢いよく燃える大松明。火の粉が空高く舞い上がった=朝来市和田山町竹田
勢いよく燃える大松明。火の粉が空高く舞い上がった=朝来市和田山町竹田
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勢いよく燃える大松明。火の粉が空高く舞い上がった=朝来市和田山町竹田

 地域で火事災難が起きないことを祈り、高さ約7メートルの大松明2基を燃やす「竹田区愛宕神社松明祭」が23日夜、朝来市和田山町竹田の円山川河川敷であった。

 江戸期から続く火伏せの祭り。「和田山町史」によると、竹田区では1762(宝暦12)年、中裏町(今の旭町区)から出火し、130戸余りを焼失。翌63年にも、妙泉寺と観音寺を焼く2年連続の大火に見舞われたという。

 そこで、火伏せの神を祭る愛宕神社に籠堂を建て、火元の中裏町がその中に「お籠もり」して火難の無事を祈り、竹田区のほかの8町も円山川沿いに大松明を立て、献灯奉納するようになった。明治のある年、神社のお籠もりで食中毒があり、その後は祭壇を川岸に設けるようになったという。昭和中期までは各町がそれぞれ大松明をたき、多くの露天商でにぎわったが、高齢化などで現在は旭町区の2基だけとなっている。

 春に朝来山から切り出し、乾燥させておいた雑木を縄で束ね、祭りの前日に40人がかりで大松明を設営。当日は午後8時から対岸の祭壇で神事があり、旭町区の男性2人が最上部に着火すると、オレンジ色の火柱が周辺を明々と照らした。

 火付け役を務めた男性(37)は「準備が大変だったので、この燃え方を見たらやりきった感がある」と汗だくで話していた。(長谷部崇)

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