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鈴なりに実がついた坂田聖長さんが育てる「ジャボチカバ」=豊岡市下陰
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鈴なりに実がついた坂田聖長さんが育てる「ジャボチカバ」=豊岡市下陰

 巨峰のような黒い果実が、木の幹から直接生えたように実る不思議な果樹を、兵庫県豊岡市の坂田聖長さん(67)が自宅で育てている。南米原産の「ジャボチカバ」という植物で、家庭ではあまり栽培されていない植物。今年は連日の猛暑で南米の気候を思い出したのか、実が例年の2倍以上もついているという。(秋山亮太)

 ジャボチカバは、ブラジルなど南米原産。一般的には春に木の幹や枝の表面に白い花が咲き、初夏から夏にかけて直径2センチほどの実が成り、黒く熟す。熱帯や砂漠の植物など約1500種類を展示している「手柄山温室植物園」(姫路市)によると、日本でも温室で栽培している植物園や観光農園などは少なくないが、個人が育てている例は珍しいという。

 坂田さんは自宅の庭で洋ナシやブルーベリー、かんきつ類などさまざまな果物を育てている。ジャボチカバは約10年前、物珍しさもあって高さ約20センチの苗木を園芸店で購入。現在は植木鉢で90センチほどになるまで成長した。味はブドウに似ており、甘酸っぱい風味で、坂田さん自身も収穫しては生で食べている。

 ほぼ毎年実はつけていたが、今年は特に鈴なりに。坂田さん自身も「今まで見たことがないほど豊作」と驚く。同植物園は「今年の気候が影響しているかは分からないが、大切に育ててこられた結果なのでは」としており、坂田さんは「例年以上に元気なジャボチカバが見られてうれしい」と満足げだ。

 それでもやはり猛暑での作業は体にこたえるといい、「もう少し涼しくなると申し分ないんだけどな」と苦笑しながら、黒い実をめでていた。

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