但馬

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初の女子部員として練習を重ねる1年生3人=新温泉町芦屋
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初の女子部員として練習を重ねる1年生3人=新温泉町芦屋

 兵庫県新温泉町の浜坂中学校相撲部に、初めて女子部員3人が入った。いずれも入部前は経験のなかった1年生だが、「全てが新鮮」「立ち合いで当たるのが楽しい」と意欲的に練習に取り組んでいる。中学校総合体育大会では女子の相撲がないため、目標となるのは、10月に堺市で開かれる全国大会。「1勝して相撲部に歴史を刻みたい」と意気込む。

 奥村椛さん(12)と谷元青空さん(12)、渡辺夏未さん(12)。高校生の兄が相撲をしている谷元さんは、「試合の迫力とかがすごい」と憧れたという。渡辺さんは、元々格闘技が好きで、体験入部して「楽しかった」から。奥村さんは「格闘技に関心があったし、誘われたので」と、入部の動機はさまざまだ。

 浜坂中学校だけでなく、相撲部があった旧大庭、西浜中学校(いずれも現浜坂中学校)を含めても、女子生徒の入部は初めて。相撲部顧問の中村勝明教諭と外部指導員の松井博明監督も「何度も聞き直し、保護者にも確認した」と驚く。

 女子相撲は、レオタードを着用し、その上にまわしを着ける形で競技する。個人戦は体重別で、張り手などは禁止されている。女子相撲の大会は、日本相撲連盟に加盟する日本女子相撲連盟が開催しており、毎年秋には世界大会も開かれているという。

 日本でも人気が高まっており、女子相撲で活躍する大学生の野崎舞夏星選手は、テレビなどでも頻繁に紹介されている。浜坂中の3人も、鳥取市での合宿や見学に行った大会で同選手に直接会った経験があり、「試合中の真剣な表情と普段の優しい雰囲気の差がかっこいい」と憧れている。

 3人は、平日は部活動に参加。週末は地域の「新温泉町相撲教室」で、すり足や押し方、当たり方などの基礎、出し投げなど技の練習を繰り返している。6月、姫路市で開かれた全国大会も全員で見学。「立ち合いでぶつかったとき、にぶい音がした。すごい迫力で、びびった」と話し、「自分たちももっと強くなりたい。早く試合をしたい」と声をそろえる。

 当面の目標は、10月の「全日本中学生女子相撲大会」。個人戦での出場で、3人とも「しっかり練習を重ねて、まず1勝したい」と気合を入れている。(小日向務)

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