但馬

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大雨で流された、天滝に向かう登山道の橋。ここ2年間で3度目の流出となった=養父市大屋町筏
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大雨で流された、天滝に向かう登山道の橋。ここ2年間で3度目の流出となった=養父市大屋町筏
登山道を補修するため、丸太を運ぶボランティアたち=養父市筏
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登山道を補修するため、丸太を運ぶボランティアたち=養父市筏

 兵庫県養父市大屋町筏の観光名所「天滝」へ向かう登山道や橋が、7月上旬の西日本豪雨によって大きな被害を受け、通行止めになっていることが、27日までに分かった。橋や登山道の一部が流出し、現在は天滝に行くことができないという。最も被害の激しい鼓ケ滝付近の木製の橋(全長約10メートル)は、昨冬の豪雪、昨年9月の台風に続き3度目の流出。地域のボランティアらが、応急措置に当たっており、管理する市も新たな橋の建設に向け、測量調査を始めた。(桑名良典)

 天滝は落差98メートルで、「日本の滝百選」にも選ばれている。登山道の入り口から天滝までは約1・2キロで、その間に夫婦滝や鼓ヶ滝、糸滝など多くの滝があり、登山コースとしても人気を集めている。市商工観光課によると、近年は紅葉の季節を中心に、年間1万~2万人が訪れているという。

 今回の豪雨被害では、登山道の護岸流出や落石防護網への土砂堆積が目立つ。また登山道が崩れたり、橋の天板が取れて鉄骨がむき出しになったりするなどの被害も出た。特に鼓ケ滝の真横にある橋は流出して、川を渡れない状態だ。

 地元ボランティアらでつくる「天滝を生かす会」は、今月中旬から被害調査を進め、復旧作業に当たっている。同市横行の自然体験のガイド業、余根田孝一さん(34)や、「若杉高原おおやキャンプ場・スキー場」で働く社員らも協力。丸太を運んだり、木を伐採したりして、通路の確保に取り組んでいる。

 「天滝を生かす会」の大谷義信会長は「夏場は大勢の登山客が訪れるが、鼓ケ滝付近はボランティアの応急措置では対応できない」と話す。養父市は今週に入って、新橋建設への測量調査を始めた。しかし復旧には数カ月はかかる見込みで、市は飛び石やはしごなどを配置し、まずは早期の仮復旧を目指すという。

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