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城崎温泉街にオープンする海鮮バーベキュー店に出資した事業者たち=豊岡市城崎町湯島
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城崎温泉街にオープンする海鮮バーベキュー店に出資した事業者たち=豊岡市城崎町湯島
「ときわガーデン」の完成予想図(提供)
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「ときわガーデン」の完成予想図(提供)

 兵庫県豊岡市城崎町の城崎温泉街に10月、日本海の新鮮な海の幸を自分で焼けるバーベキューを売りにした飲食店「ときわガーデン」がオープンする。地元の旅館や鮮魚店など3社が出資。外食の分野で温泉街のサービスをより充実させ、城崎を訪れる観光客の満足度アップを目指すという。(秋山亮太)

 店の建設地は、外湯の一つ「地蔵湯」の西側で、「城崎温泉駅」から続く通りと、大谿川沿いのヤナギ並木の通りとが交差する場所の角地。出資した旅館「ときわ別館」の本館がかつてあった場所で、新店舗の店名の由来にもなっている。店は黒を基調とした木造平屋で、屋内の広さは約155平方メートル。席数は同温泉街の飲食店としては規模が大きい約60席となる。

 日本海で取れる魚介類を使った料理を中心に提供する。目玉は、地物の魚や野菜などが味わえるバーベキュー。店内奥に大きなバーベキュー台を備え、客がその場で焼いて食べる方式。事業をプロデュースする古田篤司さんは「魚の生食を控えがちな外国人観光客だけでなく、日本人のお客さんにも、旅館とは異なる日本海の味を楽しんでもらえる」とする。

 川沿いに面するカウンターは「コーヒースタンド」としても利用可能。昼食や夕食以外でも、観光客が気軽に立ち寄れる場所にする。このほか、店内では海産物の加工品も販売する。

 出店のきっかけは2年前、同旅館の原良式社長が、旅館の本館があった土地を活用したい、と「まち再生プロデューサー」として城崎の活性化に携わる古田さんに相談したことだったという。

 同温泉街では近年、外国人観光客が急増。長期滞在する人も増え、旅館の食事だけでなく、飲食店などで外食したいという需要が高まっているという。そうした背景から、飲食店が観光業のさらなる活性化に貢献できると判断。同旅館のほか、城崎の鮮魚店「おけしょう鮮魚」と、カフェを複数経営する企業「マーブル」(京都市)の3者で合同会社を設立した。事業費は約8千万円。社員やアルバイトも新たに雇う。

 10月のオープン以降は当面、昼と夜の通しで営業する。将来は朝食時にも利用できるようにしたいといい、合同会社の代表を務める原社長は「城崎に来て、泊まって良かったと思ってもらえるような店を目指し、オープンまでの準備に力を入れたい」と話している。

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