但馬

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「もののけ」を題材にした木版画展を開いている寺川庸一さん=ジオパークと海の文化館
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 日常のはざま、ふとした拍子に顔をのぞかせる「もののけ」や精霊を題材にした木版画展が、兵庫県香美町香住区境のジオパークと海の文化館で開かれている。8月末まで。

 作者は同町の寺川庸一さん(52)。現在は介護の仕事に就いているが、若い頃は美術系の専門学校で学び、絵本作家を夢見ていたこともあったという。

 好きな妖怪をテーマに、木版画を作り始めたのは20代後半から。特に地元の但馬に伝わる、少し不思議な話の数々を自分なりに解釈し、民話の挿絵を思わせる素朴なデザインで表現している。

 会場には、寺川さんがそうした題材で手掛けた約30点を展示。「ヘビが海に入ると10本足のタコになる」という言い伝えからイメージを膨らませた「ヘビダコ」や、香住区下岡にある幹がねじれた木を「鬼の棲む木」と名付け、たたずむ姿を切り取った風景、どこか異世界へ通じるような雰囲気を漂わせた香住区下浜の「弁天島」-。日常からひょいと垣間見える、目に見えない世界をのぞく感覚が楽しめる。

 畳2枚分の大作や、ミジンコや蚊など、小さな世界に目を凝らしたシリーズも。寺川さんは「これだけの規模の個展は初めて。日常がざわめくような不思議な感じを味わってもらえるとうれしい」と話す。

 入場無料、水曜休館。同文化館TEL0796・36・4671

(黒川裕生)

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