兵庫県豊岡をテーマに書き下ろされた小説と地図を手に、豊岡市街地の9会場を巡り、全国各地の芸術家が小説にちなんで手がけたアニメーションや音楽、彫刻などの作品を楽しむ催し「カワララ-ラプソディ」が24、25日午後6時半から開かれる。商店街や学校などの身近な場所が、小説の世界感に合わせて一変するという。主催者は「まち全体が芸術展覧会の会場となる。地元の魅力を見つめ直すきっかけにしてほしい」とPRする。(阿部江利)
催しは「ツアー・パフォーマンス」という表現方法で、城崎国際アートセンターが主催。街を歩きながら芸術を鑑賞するツアーは、同センターでは初めて。