但馬

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燃えさかるわら束を豪快に振り回す参加者=豊岡市出石町中村
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燃えさかるわら束を豪快に振り回す参加者=豊岡市出石町中村

 兵庫県豊岡市出石町中村の伊福部神社周辺で26日、厄払いを願う「愛宕の火祭り」があった。老若男女が、燃えさかるわら束を豪快に振り回す「火振り」に挑戦。暗がりに丸い光跡を浮かび上がらせた。

 祭りは江戸時代に始まり、火の粉と一緒に災いを払うとされる。戦後中断していたが、1980年に住民らが復活させ、「愛宕火祭り奉賛会」が続けているる。

 火振りには、長さ1メートルほどに切りそろえて束ねた麦わらの束を使う。住民らは昨秋に種をまき、今年6月にわらを収穫して乾燥、保管して本番に備えてきた。

 この日は夕刻、近くの山の中腹にある愛宕神社で火がおこされ、地元の中学生が火をたいまつに移して会場まで運んだ。太鼓が鳴り響く中、奉賛会の役員らに続き、厄年を迎えた住民、飛び入り参加の見物客が、次々に火振りに挑んだ。

 同会では、40年近く祭りに関わった広井準一事務局長がこのほど急逝。坂本雄作会長(81)は「今年は平成最後の火振りで、来年は40回の節目となる。広井さんや災害犠牲者の追悼と、今後も頑張るという思いを込めた」と話す。

 出石中学校のアメリカ人外国語指導助手(ALT)、マルチネス・フロランテさん(25)は2年連続で火振りに挑戦。「今年は去年よりもホット(暑い)。ここでしかできない体験で、すごく興奮した」と喜んでいた。(阿部江利)

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