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香住漁港西港で水揚げされた巨大ハモ=かに市場
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香住漁港西港で水揚げされた巨大ハモ=かに市場

 体長2・3メートル、重さ19・5キロ、胴回り最大45センチという巨大なハモが13日朝、兵庫県香美町香住区の香住漁港西港の競りに登場し、関係者の度肝を抜いた。そもそも山陰沖でハモが揚がるのは珍しい上、サイズも規格外。競り落とした海産物販売店「かに市場」(同区香住)の山田直弘店長(54)は「この道30年、こんなの初めて」と話す。

 山田店長によると、ハモは沖合底引き網漁船「共進丸」が捕獲。同港では2011年4月にも体長1・7メートルのハモが水揚げされたことがあるが、今回のサイズはそれを優に上回る。

 競り場では、あまりの大きさに仲買人たちが騒然となり、「競りにならないほどだった」(山田店長)という。特大サイズのマンボウなど、これまで数々の“珍魚”を競り落としてきた実績のある山田店長が、今回も「仕方なしに」名乗りを上げた。

 高級魚のハモは、県内では南あわじ市が本場として知られる。福良漁協(同市)によると、現地では体長1メートル前後が標準で、それより大きいと「食用として売り物にならない」という。

 それでも山田店長は「身が締まっており、これは絶対にうまいで」と太鼓判を押す。当初はしばらく店内で展示する予定だったが、大阪の料理店に買い取られたため、あっと言う間に“幻のハモ”となってしまった。(黒川裕生)

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