但馬

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FISMのステージでパフォーマンスする片山幸宏さん=7月、韓国・釜山(片山さん提供)
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FISMのステージでパフォーマンスする片山幸宏さん=7月、韓国・釜山(片山さん提供)
FISMで3位に輝いた片山幸宏さん=京都市下京区
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FISMで3位に輝いた片山幸宏さん=京都市下京区

 「マジック界のオリンピック」とも称される世界大会「FISM(フィズム)2018」で、兵庫県香美町村岡区入江出身の片山幸宏さん(27)=滋賀県草津市=が3位に輝いた。2度目の挑戦で、日本人としては3大会ぶりの上位入賞となる。片山さんは「さらに技を磨き、地元でも活動の幅を広げたい」と喜んでいる。(黒川裕生)

 FISMは1948年にスイスで始まった、各国のマジック団体が加盟する世界最高峰の国際大会。現在は3年ごとの開催で、今年は7月に韓国・釜山で開かれ、マジシャン約100組が参加した。プロのマジシャンらでつくる公益社団法人「日本奇術協会」(東京)によると、日本からは、国内とアジアの選考会を勝ち抜いた12人が臨んだ。

 片山さんは初出場した2015年のイタリア大会に続き、今回も手先の器用さを競う「マニピュレーション部門」に挑戦。空のワイングラスにトランプを出現させたり、中で色を変えたりする技を披露すると、その鮮やかな手つきにスタンディングオベーションが起きたという。

 「世界一の大会で、生まれて初めてのスタンディングオベーションをいただけた」と感無量の片山さん。大きな拍手と歓声に感極まり、「ステージで思わず泣いてしまった」と振り返る。今大会では、片山さんを含む3人の日本人が各部門の3位に入賞。日本人の入賞は、09年の北京大会以来という。

 片山さんとマジックの出合いは、射添小学校2年のとき。担任の男性教諭が授業の合間に見せてくれた手品に魅了され、独学で始めた。鳥取大では奇術部に所属し、本格的な技術を習得。現在は京都市内の設計会社で働きながら、週末などに関西の仲間と練習会を開いたり、イベントに出演したりしている。

 今後の目標は、新たな技を身につけ、21年のFISMに再び出場すること。マジシャンの魅力を「お客さんの驚く顔、喜ぶ顔を見るのが一番」と語り、いずれは故郷でもマジックを披露したいと熱望している。

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