但馬

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壱岐市を目指して歩く実行委のメンバーたち=8月26日、福岡県遠賀町(「おいきの旅」ブログより)
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壱岐市を目指して歩く実行委のメンバーたち=8月26日、福岡県遠賀町(「おいきの旅」ブログより)

 江戸期、島流しになった祖父に会うため、但馬から壱岐島(長崎県壱岐市)まで旅した尼僧・全鏡の足跡をたどろうと、4月から計609キロのウオーキングに挑戦してきた兵庫県朝来市和田山町東河地区の住民らが29日、博多港(福岡市)から船で壱岐島へ渡ってゴールを迎える。(長谷部崇)

 全鏡の祖父・小山弥兵衛は1738(元文3)年、朝来郡の農民ら約3千人が生野代官所に年貢減免を訴えた「元文一揆」に関わったとして、壱岐島へ流された。弥兵衛の孫娘は出家して全鏡と名乗り、89(寛政元)年、壱岐まで旅して弥兵衛と対面した。

 東河地区の住民らで結成した「歩く壱岐実行委員会」のメンバー約20人は、休日を利用し、車で東河地区と行き来しながら全鏡の旅を再現。全鏡が地元で「おいき」と呼ばれ親しまれていることから、このウオーキングを「おいきの旅」と名付けた。8月下旬には関門トンネルを越え、九州へ。通算26日目の9月16日には、全鏡が祖父に会うのを手助けしたとされる安国寺(福岡市)に到着。残りは4・6キロと、ゴール目前まで迫っている。

 一行は28日深夜、マイクロバスで東河地区を出発。8時間半かけて約600キロを移動した後、博多港から船に乗り込み、壱岐島へ向かう。メンバーは「おいきさんも壱岐へ渡るのに苦労しただろう」と思いをはせながら、島への航路を堪能する。

 壱岐島では到着セレモニーがあり、全員で弥兵衛の墓参りをして旅を締めくくる予定。

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