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お披露目を控えた三柱神社の鳥居を見つめる、氏子総代の宮崎健さん=豊岡市竹野町切浜
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お披露目を控えた三柱神社の鳥居を見つめる、氏子総代の宮崎健さん=豊岡市竹野町切浜

 兵庫県豊岡市竹野町切浜の「三柱神社」の鳥居が約75年ぶりに造り替えられ、29日にお披露目される。当日は地元の子どもたちによる除幕式や、剣道の奉納などが予定されており、氏子総代の宮崎健さん(63)は「神社と関わる機会が減る中、皆さんが地元の氏神さまに関心を持つきっかけになればうれしい」とする。(阿部江利)

 宮崎さんや兵庫県神社庁によると、同神社は、創立時期は不詳だが、スサノオノミコトなど三つの神をまつっている。江戸時代前期の延宝年間(1673~81)に本殿が再建され、1873(明治6)年に村の神社「村社」として登録されたという。

 以前の鳥居は、太平洋戦争中の1942(昭和17)年、地元住民が戦勝を祈願し、同町内で産出された石を使って建立。同神社は海岸沿いの景勝「淀の洞門」に近く、長年潮風や激しい風雪にさらされ続けたため、昨冬には最上部の「笠木」が落ちそうになったという。そこで宮崎さんが地元切浜区に相談。積み立てた奉納金や区費などを使い、御影石の鳥居を再建した。

 宮崎さんが幼いころは神社の祭りも多く、家々で作ったごちそうが振る舞われ、子ども相撲の奉納などでにぎやかだった。現在は転居する高齢者も多く、かつてのにぎわいは失われてきているという。

 宮崎さんは「建て替えに立ち会えることは喜び。広い切浜の海岸線に新しい鳥居がよく映え、感激した」と話し、「地域の歴史に子どもたちにも関わってもらうことで、思い出やお参りのきっかけにしてもらいたい」と期待を寄せる。

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