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新たな水位計が設置され、身近な河川が「あとどれくらいであふれるか」などを、ウェブで確認できるシステムの運用が始まった=豊岡市福田
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新たな水位計が設置され、身近な河川が「あとどれくらいであふれるか」などを、ウェブで確認できるシステムの運用が始まった=豊岡市福田

 水害の危機が迫った際、避難行動に役立つ情報を提供するため、豊岡河川国道事務所(兵庫県豊岡市)はこのほど、豊岡市内の円山川・出石川・奈佐川の24カ所に、新たに水位計を設置した。また、これらの水位計のデータを活用し、身近な河川が「あとどれくらいであふれそうか」を、スマートフォンなどで確認できる機能も新設した。同事務所は「川の氾濫に関する情報を分かりやすくした。活用し、命を守る行動につなげてほしい」とする。(阿部江利)

 局地的豪雨が相次ぎ、堤防決壊なども多発していることを受け、国土交通省は中小規模の河川の観測も強化する方針を固めた。洪水時の観測に特化した低コストの「危機管理型水位計」を、全国各地に設置している。同事務所管内でも、まず8月に豊岡市内3カ所で先行して観測を開始。9月中旬までに全地点で運用を始めた。

 新たに設置された24カ所の水位計は、各地点がそれぞれ「氾濫注意水位相当」に達し、市が「避難準備・高齢者等避難開始」情報を出すような状況になった時点で、自動的に観測を始める。これまで同事務所の水位観測所は9カ所だったが、新しい水位計の導入により、洪水などの危険が高まった時には、計33カ所の水位が分かるようになった。

 ウェブサイトで示す情報も、水位ではなく、「川があふれるまであと何メートルか」を表示するなど分かりやすくした。通常時、観測点は地図上に青く表示されているが、観測が始まるとオレンジ色に。さらに危険度が高まると赤くなる。色付きの表示を開くと、あふれるまでの残り水位や、水位の移り変わりが確認できる。また、リアルタイムで同事務所が撮影している河川の写真も、同じサイトから見られるようにした。

 ウェブサイトはhttps://k.river.go.jp/

 増水時に観測する水位計が新たに設置された場所は、次の通り。

【円山川本流】小島、気比、円山川公苑、湯島、結和橋下流、下鶴井、立野大橋上流、土渕、中郷、堀、上郷、鶴岡、日置、日高宵田、浅倉、赤崎【出石川】伊豆、長砂、寺内橋【奈佐川】奈佐小橋、福田、岩井樋門、栃江、宮井

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