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円卓を囲み、災害について語り合う参加者たち=豊岡稽古堂
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円卓を囲み、災害について語り合う参加者たち=豊岡稽古堂

 地域づくりや課題について、兵庫県立大学院地域資源マネジメント研究科(RRM)の研究者や学生、住民らが意見を交わす「サイエンスカフェRRM」が29日、兵庫県豊岡市中央町の豊岡稽古堂であった。高校生を含む約50人が参加。今回のテーマは「災害の見える化」で、自分が住む地域の特徴を読み解き、命を守るために生かす方法などを考えた。

 この日は、小型無人機(ドローン)などを使って国内外の被災地や遺跡を調査している、大阪市立大学理学研究科の原口強准教授(61)が講演した。

 原口准教授は、地震などの自然現象と、それによって起きる災害とを区別して考えるべきだと強調。広島土砂災害では、ハザードマップで危険性が示されていた場所に被害が集中したことを例に挙げ、「自らの住む地域がどんな地域かを観察し、いざという時に自分で判断できる能力を身に付けて」と呼び掛けた。

 また、ドローンなどの先端技術を使った調査が進んでいる現状や、古地図から町のリスクを読み解く方法なども解説。参加者らも、「自分の地域で見える化を進めるには」をテーマに、熱心に意見を交わした。

 最後に原口准教授は、「見える化とは、災害を正しく恐れ、自分が巻き込まれないためにどうするかを考えること。『自分は大丈夫』と思わず、危険性を読み解く力を養って」と総括した。(阿部江利)

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