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空き家にペンキなどを塗りカフェに改修する明石高専の学生=養父市大屋町明延
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空き家にペンキなどを塗りカフェに改修する明石高専の学生=養父市大屋町明延
明延地区の活性化策を提案する、阪南大学の学生たち=養父市大屋町明延
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明延地区の活性化策を提案する、阪南大学の学生たち=養父市大屋町明延

 日本の近代化を支えた明延鉱山をテーマにした「第12回あけのべ一円電車まつり」が7日、兵庫県養父市大屋町明延の各地で開かれる。一円電車の体験乗車や坑道見学、スタンプラリーが楽しめる。また今年は、空き家を活用したイベントが大きな特徴。明石工業高等専門学校(明石市)の学生が、空き家を改装して1日限りのカフェを開くほか、阪南大学(大阪府松原市)の学生が、まちの活性化のアイデアを紹介するパネル展示も実施する。(桑名良典)

 一円電車まつりは、明延鉱山の産業遺産を生かし、地域を活性化しようと、「鉱石の道」明延実行委員会や明延区などが毎年主催している。今回もまち全体で、鉱石の展示やペーパークラフト教室など多彩な催しを展開する。

 このうち学生たちは、まつり当日に催しを通じ、空き家の活用を提案する。明延地区には53世帯81人が暮らすが、高齢化率は74%で、集落維持が課題となっている。そこで住民と学生が連携し、集落の景観保全と合わせた活性化策「明延まるごと博物館プロジェクト」を始める。今回のイベントはその一環という。

 明石高専の学生は、空き家一棟を改装。白やピンク、緑青のペンキで壁を塗り直し、観光客が休憩できる1日限りのカフェを開店させる。建築学科の工藤和美教授の研究生15人が、明延地区に泊まり込んで制作を続けてきた。5年の学生(19)は「古民家の改修や活用を実践できて楽しい」と話す。まつりの後は、ギャラリーなどとして活用していく方針。

 また地域の新たな観光資源を発掘しようと、阪南大学国際観光学部の学生らは、2015年度から大屋町などで活動。住民らにインタビューして活性化案を研究し、観光客を呼び込むための長所や課題を探っている。これまでに明延鉱山学習館の展示方法変更や、一つの店舗で曜日や時間帯によって異なる飲食店が登場する「シェアキッチン」などを提案した。今回は、かつて理髪店だった空き家で、これまでの活動内容をパネル展示する。

 まつりは午前9時~午後4時。一円電車の体験乗車は、1円以上の寄付が必要。探検坑道の見学は、高校生以上1200円、小中学生600円。大屋地域局TEL079・669・0120

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