但馬

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加古里子さんが残した下絵を基にした手ぬぐいが完成した=豊岡市城崎町今津
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加古里子さんが残した下絵を基にした手ぬぐいが完成した=豊岡市城崎町今津
加古里子さんが残した下絵を基にした手ぬぐいが完成した=豊岡市城崎町今津
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加古里子さんが残した下絵を基にした手ぬぐいが完成した=豊岡市城崎町今津

 「だるまちゃん」シリーズや科学絵本などで知られ、今年5月に92歳で亡くなった絵本作家、加古里子(かこさとし)さんの下絵を基にデザインした手ぬぐいを、コウノトリ湿地ネット(兵庫県豊岡市城崎町今津)が作った。コウノトリを描いた下絵は、加古さんがコウノトリとの共生を目指す取り組みに共感して書き残した、いわば“遺作”。野外で暮らす鳥たちの姿が生き生きと表現されており、同ネットは「全国のコウノトリファンや子どもたちに、手にとってほしい」とする。(阿部江利)

 加古さんは、兵庫県ともゆかりが深く、現在もコウノトリの飼育や放鳥に取り組む福井県越前市出身。共生の取り組みに共感し、昨年2月には絵本「コウノトリのコウちゃん」を発表した。豊岡市コウノトリ共生課は、同市の児童にも絵本を読ませたいと、加古さんに相談。加古さんが子どもたちに本と直筆メッセージを寄せてくれたことが縁となり、同課と「普及啓発にも役立つ手ぬぐいを作りたい」と話が弾んだ。今年初めには下絵を描き上げていたという。

 ところが、加古さんは間もなく体調を崩し、帰らぬ人に。せっかくの下絵を何とか形にしようと、同市は加古さんの家族と相談し、同ネットの協力を得て完成させた。

 手ぬぐいは、白地に紺色で、今を生きるコウノトリの暮らしを表現している。成鳥と人工巣塔で育つひな計16羽のほか、カエルやザリガニなどの生き物も細かく描く。

 今回は千枚を製作。加古さんが豊岡市に寄せた色紙を印刷した、越前和紙の包装で包んで販売する。同ネットと市は「地球の仲間、共生の友人としてコウノトリを大切に守ろう、という加古さんのメッセージを伝えながら、いろいろな場所で活用していきたい」とする。

 1枚600円。同ネットTEL0796・20・8560

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