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初の全国大会に挑む八鹿高校の吹奏楽部。大舞台での演奏を楽しみにしている=八鹿高校
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初の全国大会に挑む八鹿高校の吹奏楽部。大舞台での演奏を楽しみにしている=八鹿高校

 八鹿高校(兵庫県養父市八鹿町九鹿)の吹奏楽部が、来月に東京都で開かれる「日本管楽合奏コンテスト」に出場する。同部は8月の関西吹奏楽コンクールで銀賞に輝くなど力を付けてきており、今回初めての全国大会に挑む。27人の小編成だが、高い団結力が特長。部員全員が、大舞台での演奏を楽しみにしている。(桑名良典)

 同校は8月にあった県吹奏楽コンクールで初めて金賞を受けた。続く滋賀県であった関西吹奏楽コンクールは銀賞。この時に演奏した音源が、日本管楽合奏コンテストの予備審査を通過し、初の全国大会への出場が決まった。大会は11月10日に東京で開かれ、高校A部門(16~35人)に出場する。

 今回演奏するのは、「百年祭(2012年改訂版)」という楽曲で、創立100年で廃校になる学校の吹奏楽部のために作られた。八鹿高吹奏楽部は、今年5月から練習に取り組み始めた。顧問の石堂利基教諭(25)は「100年の時の流れをかみしめ、このまま終わってほしくないという思いを演奏で伝えて」と指導してきたという。

 同部の練習は、平日は放課後2時間、土曜日は午前中を充てている。今春からは、基礎練習を繰り返したり、表現方法を生徒自らが考えたりすることで、めきめき上達してきたという。また部員同士で互いに刺激し合い、部全体の演奏力が向上してきたことも、躍進の原動力となった。

 2年生の中山莉子部長は「大きな舞台で演奏できるので、成績も大事だけど全員で楽しみたい」と意気込む。石堂教諭は「一人一人の力は小さくても、合奏となれば力強い音が出る。まとまりの良さが持ち味で、全国大会に臆することなく力を発揮してほしい」と話している。

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