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洞窟都市国際会議で、生野や神子畑の取り組みを発表する池野祐季主任=韓国・光明市(朝来市教委提供)
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洞窟都市国際会議で、生野や神子畑の取り組みを発表する池野祐季主任=韓国・光明市(朝来市教委提供)

 韓国・ソウル近郊の光明市でこのほど、「鉱山跡の活用に関する国際会議(洞窟都市国際会議)」が開かれ、日本代表として招かれた兵庫県朝来市教委文化財課の池野祐季主任(35)が、生野鉱山や神子畑選鉱場の歴史や観光振興への取り組みを紹介した。(長谷部崇)

 鉱山開発の歴史を持つ都市が集まり、鉱山町の発展や観光振興を考える会議。光明市が昨年から開催しており、今年で2回目。六つの国と地域が参加した。

 光明市の旧始興鉱山(光明洞窟)は日本統治時代に開発され、1970年代に閉山。市が2010年から観光地化に取り組み、現在は坑道内に水族館やレストランなどを設けてテーマパーク化している。年間約100万人が訪れるという。

 10月18、19日に開かれた会議ではチェコ、カナダ、台湾、ルーマニア、日本、韓国の各代表が、鉱山跡や炭鉱跡の取り組みを報告。カナダのブリタニア鉱山博物館は、鉱山労働の体験に重点を置いた施設で、壮大な選鉱場の建物や設備がそのままの状態で残されているという。観光客がトロッコに乗って坑道を見学できる。

 池野さんは、日本で初の官営鉱山となった生野鉱山や「東洋一」とうたわれた神子畑選鉱場の歴史をたどり、「生野では、人々が鉱山町の文化や営みを大切に継承してきたことが、国の重要文化的景観の選定につながった」と紹介。日本遺産の取り組みや構成遺産についても解説し、「鉱山の歴史をひもとき、地域の誇りや文化を大切にしながら観光資源として活用していくべき」という考え方を示した。

 発表の最後には、生野の取り組みの一環として、生野銀山のマネキン「銀山ボーイズ」のミュージックビデオを上映。「3、2、1…発破! ドカーン」の掛け声が会場に響き、銀山ボーイズは、国際会議の場で世界デビューを果たした。

 「皆さん、結構笑ってました」と池野さん。驚いたことに当日、通訳を務めてくれた韓国人の女子大学生は銀山ボーイズのファンだったそうで、打ち合わせで会った際の一言目は「私、銀山ボーイズ好きなんです。ツイッターもフォローしていて、セカンドシングルも聴きました」だったという。

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