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散策モデルコースの策定と看板作りに携わった住民や高校生たち=香美町村岡区板仕野
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散策モデルコースの策定と看板作りに携わった住民や高校生たち=香美町村岡区板仕野

 「日本の秘境100選」に選ばれる瀞川渓谷を中心に、兵庫県香美町村岡区の板仕野地区が、地域の見どころを歩いて巡る「散策モデルコース」を策定した。村岡高校の生徒らと協力してコースの案内看板も作り、拠点となる休憩施設「水車小屋とろかわ」前に設置。25日には現地でお披露目式があり、参加した住民ら約20人は早速、専門家から地域の成り立ちについて説明を受けながら、晩秋の散策を楽しんだ。(阿部江利)

 同地区は約30世帯が居住。地滑り地の棚田で作るブランド米で知られ、同町が山陰海岸ジオパークに認定されたことも受け、4年前から棚田や渓谷を生かしたまちづくりに取り組む。17年には、住民有志が出資し、休業していた水車小屋の休憩施設を活性化の拠点として復活させた。

 「散策モデル-」は4年がかりの大作で、住民と兵庫県立大学の教員らが一緒に現地調査を続け、見どころを掘り起こして完成させた。街並みや渓谷を巡る全3コースがあり、初心者でも楽しめる。看板には、道案内に加え、火山活動や浸食でできた滝の成り立ち、地区の各地にある巨岩の秘密などを記したほか、村岡高校の2年生5人による説明文の英訳も添えた。

 看板のお披露目式では、岡田政和区長(66)が「モデルコースや看板の完成は、新たなスタート。農地を守りながら、村の活性化を進めたい」とあいさつ。英訳に挑戦した女子生徒(16)は「辞書にない言葉もあり難しかったが、看板作りに関われてうれしい。外国の方たちに見てほしい」と話した。

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