但馬

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6人の兄弟が活躍する物語の1ページ(ナインナインアウンさん提供)
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6人の兄弟が活躍する物語の1ページ(ナインナインアウンさん提供)
ナインナインアウンさん
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ナインナインアウンさん
作品を演じる園児たち(ナインナインアウンさん提供)
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作品を演じる園児たち(ナインナインアウンさん提供)

 ミャンマー出身で兵庫県新温泉町在住の塾講師、ナインナインアウンさん(39)が、ミャンマーの育児雑誌に童話の投稿を続けている。2年前から16作品を送り、14作品が掲載された。現地の幼稚園ではこのほど、このうち1作品が劇として上演され、撮影した動画が電子メールで届いたという。「先生や保護者の笑い声も入っていた。現地の反応が分かって、力になった。どんどん作品を増やしていきたい」と喜ぶ。(小日向務)

 ナインナインアウンさんは、ミャンマーで英語や日本語の通訳をしていた。支援活動で同国を訪れた、新温泉町の「子どもNGO『懐(ふところ)』」代表の高森拓也さん(58)と知り合い、結婚して8年前に来日。高森さんが運営する塾で英語の指導もしている。

 ミャンマーでは、絵本など子ども向けの本がまだあまり普及していないという。「現地の子どもたちのため、何かしたい」と思い立ち、童話の投稿を始めた。

 テレビや図鑑なども少なく、都市部に住む子どもたちは、昆虫が好きでも生態などには詳しくないという。自然を大事にすることや互いに仲良くすることの大切さなど、伝えたいメッセージに合わせて物語を作り、挿絵も付けている。

 劇になったのは、それぞれ特技を持った、6人の兄弟の物語。遠くがよく見えたり、機械整備が得意だったり、力持ちだったり。一人一人の力をうまく使い、欲張りな村長を懲らしめて辞職に追い込み、ほかの村人たちと力を合わせて村を発展させていく-。雑誌に載った物語から、幼稚園の子どもたちが選んだという。

 「来年ぐらいには、三つぐらいの話をまとめて本にしたい」とナインナインアウンさん。「できれば、ミャンマーの言葉に加え、日本語と両方で書いた本にできれば」と笑顔で話している。

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