但馬

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「すっぽんちくわ」を開発した下田和輝さん(左)と邊見裕作さん=新温泉町浜坂
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「すっぽんちくわ」を開発した下田和輝さん(左)と邊見裕作さん=新温泉町浜坂

 兵庫県新温泉町浜坂のちくわ製造業「米寅(よねとら)商店」が、香美町小代区の料理旅館「大平山荘」から提供されたスッポンのスープを使った「すっぽんちくわ」を開発し、販売を始めた。浜坂と小代の特産を組み合わせた逸品で、両者は「手軽にスッポンのおいしさと栄養を堪能してほしい」とアピールする。(小日向務)

 開発のスタートは2年前。創業明治元年という米寅商店店主の下田和輝さん(33)と、スッポン料理などを売りにする大平山荘の若旦那邊見裕作さん(37)はそれぞれ、新温泉町と香美町の商工会青年部に所属。両青年部合同の意見交換会で意気投合し、邊見さんが滋養強壮や美容効果のあるスープを提供し、下田さんがちくわの製品化を進めることになった。

 すっぽんちくわは、タイとタラのすり身に塩や日本酒、みりん、スッポンのスープを加えて練り、焼いて仕上げる。アクセントとして、刻んだショウガとネギも入っている。

 当初はスッポンの肉も加えたが、ちくわの見栄えが悪くなったという。スープを入れすぎると軟らかくなり、形が崩れてしまった。試行錯誤しながら味や硬さのバランスを模索し、約1年半かけて完成させた。

 製品について、「栄養満点で満足いく出来」と2人。特に下田さんは13年前、急死した父を急きょ継いだ記憶を振り返り、「お世話になった地元への、感謝の思いを込めて作った。ぜひ味わってほしい」と話している。

 4本入りで680円(税込み)。同店や道の駅「山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」で販売している。同店TEL0796・82・1044

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