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視覚障害者専門のソフト開発業者が作ったスマートフォンアプリ「歩行レコーダー」=豊岡市日高町江原
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視覚障害者専門のソフト開発業者が作ったスマートフォンアプリ「歩行レコーダー」=豊岡市日高町江原

 視覚障害者専門のソフト開発業者「日本障害者ソフト」(兵庫県豊岡市日高町江原)が、目が見えない人向けに、車の「ドライブレコーダー」のように周囲を撮影、記録できるスマートフォンアプリ「歩行レコーダー」を開発した。視覚障害者が外出時の事故や生活トラブルに巻き込まれた際、証拠となる映像を残すことが目的。「iPhone(アイフォーン)」向けアプリで、1月下旬からインターネットで販売する。(秋山亮太)

 日本障害者ソフト代表の谷口和隆さん(56)は、自身も全盲の視覚障害者。これまで事故やトラブルに巻き込まれた際、警察などに状況を聴かれても、見えないことでうまく説明できず、適切な対応をしてもらえなかった経験があったという。また、目が見えない人が外出時に危害を加えられたという話もよく耳にするといい、今春から「歩行レコーダー」の開発に力を注いできた。

 アプリは、ケースに入れて胸などに固定して利用する。首から下げたり、カメラが出るようにポケットに入れたりと、さまざまな使い方を想定。表と背面、どちらのカメラを使うかや映像の上下反転も選べる。

 「エンドレス録画」と「通常録画」の2機能があり、「エンドレス-」は録画を始めると常にカメラ前の様子を撮り続ける。停止させると、その時点から一定の時間までさかのぼって撮影していた映像を記録できる。連続記録時間は10、15、20分から選べる。

 「通常録画」は、録画開始と停止を操作し、その間の動画を残せる。いずれの機能も、動画は後からアプリ内で確認できる。また「保存」操作をしておくと、次の動画を撮っても自動消去されなくなる。

 撮影日時も、動画内に表示された形で記録される。iPhoneの読み上げ機能にも対応しているため、選択した項目は全て音声としてスマホ本体のスピーカーから流れ、視覚障害者も利用しやすいという。

 谷口さんは「いざという時、自分の正当性を訴えるためにも映像を残すことは重要。視覚障害がある皆さんの外出を少しでも支援したい」と話す。

 価格や購入方法などの問い合わせは日本障害者ソフトTEL0796・42・0006

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