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城崎温泉街と大阪市の会社が共同開発した履物「リゲッタ・リクライニング」=豊岡市日高町日置、市商工会本部
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城崎温泉街と大阪市の会社が共同開発した履物「リゲッタ・リクライニング」=豊岡市日高町日置、市商工会本部

 げたと同じ鼻緒があり、街歩きにも使えるサンダルのような履物「リゲッタ・リクライニング」が7月から、城崎温泉街(兵庫県豊岡市城崎町)で販売される。浴衣にも似合うデザインで、国内外の観光客らに、温泉街のそぞろ歩きに使ってもらいたいという。(秋山亮太)

 物販や体験講座を通じ、同温泉街で日本文化を発信する店舗「一六八」を経営する企業「イロハ・スタンダード」(同町湯島)と、履物製造・卸会社「リゲッタカヌー」(大阪市生野区)が共同開発した。同社の作るサンダルは累計730万足売れており、国内外で人気を集めている。

 同温泉街では近年、外国人や若者の観光客が増加。まちをそぞろ歩くため、旅館などでげたを借りて履くケースも多いが、慣れていないため疲れやすかったり、転んだりすることもあるという。そこでイロハの系谷瞳社長(37)が、自店で商品を扱っていたリゲッタカヌー社に「次世代型のげたを作ろう」と提案した。

 完成した「リゲッタ・リクライニング」の試作品は、軟らかなスポンジ状の素材を使った、げたを意識したデザイン。鼻緒に加え、げたの2本の「歯」をイメージした球状の飾りを、側面2カ所にあしらう。色も白や黄色など多彩にそろえる予定で、普段使いもできそうだ。

 足の甲の部分が開いていて開放感があり、つま先、かかとを包むような構造で、ソールも土踏まずなどの起伏に合わせて立体的になっている。歩きやすく、履き心地も良いという。

 価格は5千~7千円程度で、7月から「一六八」で販売予定。まずは城崎温泉街限定の商品としてアピールしていくという。リゲッタカヌー社の最高経営責任者(CEO)の高本泰朗さん(43)は「『未来のげた』と言える新しい商品ができた。日本の履物文化を世界に発信していきたい」と自信を見せる。

 系谷社長は「飾るだけのお土産で終わらず、外国の方は母国でも履いてもらえるような履物にしていきたい」と話している。

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