但馬

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4月中旬から稼働するトーヨーバイオメタンガス発電所のプラントを見学する関係者=養父市大薮
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4月中旬から稼働するトーヨーバイオメタンガス発電所のプラントを見学する関係者=養父市大薮

 トーヨーエネルギーファーム(福島県)の関連会社トーヨー養父バイオエネルギー(兵庫県養父市)が、養父市大薮で建設していたバイオメタンガス発電所が完成した。但馬牛のふん尿や食品加工で出る廃棄物などを発酵させて生じるバイオガスで発電する仕組みで、4月中旬から稼働させる予定。また、副産物として発生する液体は、稲作や葉物野菜に活用するほか、熱利用でトマトのハウス栽培を行う。

 同社によると、発電所は約9千平方メートルの敷地に、廃棄物などを受け入れる施設や発電プラントなどを備える。発電規模は1426キロワットで、一般家庭1800世帯分に相当。4月中旬から稼働する予定で、社員12人を雇用し、24時間稼働させる。総事業費は約30億円。

 養父市内で発生する但馬牛などのふん尿、鶏ふん、また但馬地域の食品工場から出る廃棄物など最大1日約70トン使う計画。発電時の副産物で出る液体は有機肥料として使われる。すでに、農地への散布試験なども行われている。

 また発電所の横には、トマトの栽培施設約4500平方メートルも建設中で、発電所から出る熱を活用する。

 トーヨーエネルギーファームの岡田吉充社長(51)は「進出を決めて5年、ようやく施設が完成した。家畜のふん尿などを原料にして発電を行い、副産物の液肥を農地に散布する。循環型のモデルとなる施設を目指す」と話している。(桑名良典)

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