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県議選の開票作業に取りかかる市職員たち=7日夜、朝来市山東町楽音寺、さんとう緑風ホール
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県議選の開票作業に取りかかる市職員たち=7日夜、朝来市山東町楽音寺、さんとう緑風ホール

 7日投開票の兵庫県議選で神戸新聞社は、選挙戦となった養父市・朝来市選挙区と美方郡選挙区で出口調査を実施した。激しく競り合った両選挙区の投票率や得票結果と合わせて分析する。

■若い世代ほど関心低い 県議選 養父市・朝来市

 今回から合区となった養父市・朝来市選挙区では、養父市の藤田孝夫氏(63)が5千票近い差をつけて朝来市の安福英則氏(66)に快勝した。藤田氏は養父市の票の9割を獲得。積極的に足を運んだ朝来市でも3分の1の票を得た。

 選挙区全体の投票率は56・75%。養父市が60・29%だったのに対し、朝来市は53・97%にとどまった。有権者数で勝る朝来市に重点を置いて選挙戦を展開してきた安福氏にとって、地元で投票率が伸び悩んだのは誤算だったようだ。

 出口調査は1~7日、両市内各地で実施した。回答者は、60代以上が55%を占めた一方、30代は5%、20代は2%、10代は0人。若い世代ほど関心は低かったようだ。

 投票した候補者が「藤田氏」と答えた人は、養父市で8割以上、朝来市で約3割と、おおむね開票結果に沿った傾向が出た。

 候補者を選んだ基準は、藤田氏に投票した人は「人柄」(約4割)が最も多く、「出身地」(約2割)「政策・公約」(同)「経験・実績」(同)と続いた。安福氏に投票した人は「出身地」(約3割)「人柄」(約2割)の順だった。

 取り組んでほしいことを尋ねた設問では「医療・福祉」(約4割)が断トツのトップ。以下、「過疎対策」(約2割)「教育・子育て」(約1割)「経済雇用対策」(同)と続いた。支持政党を尋ねた設問では、自民(約4割)と支持政党なし(約3割)が大半を占めた。(長谷部崇)

■投票の基準、最多は「人柄」 県議選 美方郡

 元香美町議の橘秀太郎氏(44)=香美町香住区香住=と元公立八鹿病院職員の小谷康仁氏(56)=同町村岡区八井谷=が接戦を繰り広げた美方郡選挙区は、同町、新温泉町とも橘氏が約400票の差をつけたが、3~7日に行った出口調査の結果からは、両町で異なる得票状況がうかがえる。

 新温泉町では、浜坂地域、温泉地域ともほぼ拮抗していた。一方、香美町では橘氏が香住区、小谷氏が村岡区と、それぞれの地盤をしっかり固めた上で、他地域に“攻め込んだ”形の接戦だった。

 地域ごとの投票率は、香美町では香住区=61・96%▽村岡区=73・66%▽小代区=68・56%-で、新温泉町では浜坂地域=52・74%▽温泉地域=64・52%。各地域での選挙戦の盛り上がりの違いが垣間見える。

 投票する際の基準として最も多かったのは両氏とも「人柄」。議員活動やスポーツ大会開催などで広く地元住民に知られており、いずれも約4割に上った。橘氏は続いて「政策・公約」(2割強)「出身地」(2割弱)で、「経験・実績」「年齢」も1割前後あった。小谷氏の2、3位は「出身地」(3割弱)「政策・公約」(2割強)だった。

 当選した県議に期待する政策分野は、4割強が「医療・福祉」。特に地域医療について強く訴えた小谷氏に投票した有権者の6割を占めた。2位は「過疎対策」で約2割。その後は「教育・子育て」(1割強)「産業振興」(1割弱)などが続いた。(小日向務)

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