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天滝への登山道に架かった「トラス橋」の設計を担当した舞鶴工業高等専門学校の玉田和也教授(中央)ら=養父市大屋町筏
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天滝への登山道に架かった「トラス橋」の設計を担当した舞鶴工業高等専門学校の玉田和也教授(中央)ら=養父市大屋町筏

 兵庫県養父市の観光名所「天滝」(同市大屋町筏)の登山道に鉄製の橋(長さ10メートル、幅1メートル)が完成し、14日、近くの飲食店「レストハウス天滝」前で山開きを行った。地元住民ら30人が参加し、観光シーズンの安全を祈願した。

 落差98メートルの天滝は市内有数の人気スポット。2017年冬の豪雪で鼓ケ滝付近の橋が落ち、仮設の橋も昨夏の西日本豪雨で流された。再建には舞鶴工業高等専門学校(京都府舞鶴市)の玉田和也教授(54)に協力を依頼。資材の運搬は神戸大山岳部やOBらが人力で運んだ。

 山開きの式典に出席した玉田教授は、細長い部材を三角形の骨組みになるように接合した「トラス橋」とした経緯を説明。「設計上の橋の寿命は100年。長持ちさせるため、こまめな補修に協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

 この後、玉田教授はゼミの学生と橋に向かい、構造などを現場で解説した。(桑名良典)

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